国立大学法人 岡山大学

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博士前期課程

人間社会文化専攻

●総合人文学 学位プログラム

研究深化(入試タイプA)

哲学・思想文化論講座

哲学及び隣接分野の古典的テクストを正確に読解することで知の歴史の中に自らを位置づけるとともに,現代哲学における様々なトピックや方法論について学ぶ。そのうえで,オリジナルな問題設定と明確で論理的な議論構成,そして十全な根拠付けを3本の柱とする哲学的な方法を修得し,現代の諸問題に取り組む力を養成する。

美学・芸術学講座

芸術の奥底にある思想を掘り起こす美学,創造を支える文化構造を解明する芸術学,作品のたどった歴史を追いかける西洋・日本の美術史を通して,人類文明の生んだ美術・音楽・舞台・映像・建築・庭園・祝祭・遊戯などの文化事象を調査・分析する。当講座では既成の芸術概念にとらわれず,さらにはジャンル・地域・時代等の壁を越えて相互の影響関係の考察や比較を行い,芸術に結実した文化事象を総合的に教育・研究する。

歴史文化論講座

日本史学・東洋史学・西洋史学・考古学の4分野で専門教育を実施し,歴史学に関する専門的な内容の講義と実践演習を行う。独自な研究,調査能力をもち,該当分野に関する深い知識と理解力のある国際的な人材の育成を目指す。修了後は歴史研究,教育,博物館,文化行政に活躍することが期待される。史料と文献について高度な解読能力が求められる。

フィールド科学講座

社会学・文化人類学・地理学・比較社会文化学の4分野から構成される。現地でのフィールドワーク,表象分析や統計分析等,各分野で用いられる研究手法を駆使して,複雑なメカニズムで展開する地域や社会,文化の様態を実証的に探求する。また,これまで各分野で扱われてきた問題設定や方法論をふまえながら,現代社会の先端的な問題群にも焦点を合わせる。修士論文の作成を課すことで,主体的に研究を推進することのできる人材を育成する。

心理学講座

社会心理学と認知心理学の学際である「社会的認知」が主たる研究分野である。人間の認知活動(心)のメカニズム,その発達的・進化的形成文脈である社会や文化,歴史の役割について,実験や調査,面接などのマルチメソッドを駆使した学術雑誌水準の研究が行なわれる。修了生は,大学・研究機関・企業等の研究職になることが期待される。

高度人材育成(入試タイプB)

哲学・思想文化論講座(人間社会文化総合)

人間の行動及び社会の文化や歴史について,幅広く履修しながら思索を深める。具体的には,自身の関心のある人間・社会・文化に関する主題を設定し,それを軸にして,本専攻で提供される哲学・思想,美学・芸術学・美術史,歴史学,考古学,比較社会文化学の領域から履修科目を選択して学ぶ。自らの立てた問いへの手がかりを得ながら,総合的な考察を進める。

歴史文化論講座(人間社会文化総合)

人間の行動及び社会の文化や歴史について,幅広く履修しながら思索を深める。具体的には,自身の関心のある人間・社会・文化に関する主題を設定し,それを軸にして,本専攻で提供される哲学・思想,美学・芸術学・美術史,歴史学,考古学,比較社会文化学の領域から履修科目を選択して学ぶ。自らの立てた問いへの手がかりを得ながら,総合的な考察を進める。