【社会文化科学研究科博士後期課程】卒業認定・学位授与の方針（ディグリー・ポリシー）

岡山大学のディグリー･ポリシーのもと、本研究科では、文学・法学・経済学の各分野において高度な知識・能力と技術・判断力を身につけるとともに、高度な専門的分析によりまとめた学位論文が一定の水準を満たしている者に対して、博士前期課程においては修士（文化科学、文学、法学、経済学、公共政策学、経営学、学術）の学位、博士後期課程においては、博士（文化科学、文学、法学、経済学、経営学、学術）の学位を授与します。

博士後期課程

博士後期課程では、自らが研究課題を探究して実施した研究を博士論文にまとめ、その研究成果が学術的創造性に富み、且つ本研究科の定める学位授与の水準を満たしていることに加え、自立した研究遂行能力と相応の広い学識を修得している者に対して博士の学位を授与しています。

具体的には、本研究科では、所定の期間在学し、以下の力を身につけ、所定の単位を修得した学生に学位を授与します。

修得できる力：実践力・探究力・コミュニケーション力・教養力・専門力

【実践力】社会的な課題を発見し、独創的な知見を社会に示す実践力

大きな社会的な課題に潜む新たな価値を発見し、新たな知見を社会に発信することができる。

【探究力】社会的な課題の本質を独創的に見極める探求力

抜きん出た専門力に根ざした独自の観点から、社会的な課題の本質を見極め、社会に分かりやすく解説することができる。

【コミュニケーション力】多様な専門分野の人とともに新たな社会を築くコミュニケーション力

様々な専門分野の人と互恵的な関係を築き、その中でリーダーシップを発揮し、新たな社会をともに築いていくことができる。

【教養力】様々な価値観から自らの智をたくましくする教養力

様々な価値観から自らの智をたくましくし、豊かな人間性を醸成することができる。

【専門力】社会的課題に対する独創的な解決を創造する専門力

人文・社会科学のそれぞれの専門分野に応じて、社会的課題に対する独創的な解決を創造することができる。

【社会文化学学位プログラム】

研究者や高度専門人として、伝統的な人文・社会科学の学問領域の個別研究に十分対応しうる高度な専門知識を修得し、各分野の諸問題を発見して独創的な解決を創造することのできる専門力