修了生・在学生の声&活動
Voices of Graduates and Students & Activity
大学院生 Students
博士後期課程では研究者を目指し、日々、専門分野の研究を行っています。私は、人口減少下において、岡山のような地域経済の持続可能性をどのように高めるかについて関心を持ち、産業間や企業間の取引関係のデータを用いた実証分析を行っています。
経済学系の分野では、博士後期課程の学生は多くはありませんが、その分、先生方と一緒に学内の研究プロジェクトに参画したり、学外の行政機関等とのネットワークを作ることができます。私自身、前任の研究室の先輩から引き継ぎ、岡山県庁に統計分析員(非常勤)として勤務し、専門分野のデータ分析の知識を活かして、行政政策に関わっています。
また、岡山大学では、研究を支援する体制が充実しています。学内には研究に対する表彰制度があり、学会発表での受賞が認められ、「学会賞等受賞者表彰」(日本地域学会2019年度優秀発表賞)や研究業績が顕著な学生に贈られる「金光賞」(岡山大学第3回金光賞)を受賞することがきました。こうした制度は研究の大きなモチベーションになっています。