私は、臨床看護師の経験を得て、看護基礎教育分野で看護師の育成に携わっておりました。その中で、自分の教育力や研究力に限界を感じ、学問の領域を超え社会心理学的視野を獲得したいと考え大学院で学ぶことを決意しました。大学院では、多くの院生と出会い、留学生も含めたゼミへの参加が、国際的な視点の獲得につながり、海外への学会発表の経験を積むことができました。大学院での研究は、指導教員の先生方による丁寧な個別指導を受けることができ、論文投稿へのプロセスを通して、学術的研究を進める上で必要な技法を学ぶことができました。岡山大学大学院では、国際的な視野を獲得することができ、研究に対する深い洞察力を得るとともに、研究の幅を広げることが可能です。現在は、大学院で修得した多くの研究に関する技法を、臨床看護師の皆様と共有し研究を進めております。今後は、微力ながら社会に貢献できるよう努めていきたいと考えています。

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