修了要件
博士前期課程
研究深化タイプの修了要件は,博士前期課程に2年以上在学し,指導教員の指導により30単位以上を修得すること,かつ,社会文化科学研究科博士前期課程の行う学位論文の審査及び最終試験に合格することです。
高度人材育成タイプの修了要件は,博士前期課程に2年以上在学し,指導教員の指導により30 単位以上を修得すること,かつ,社会文化科学研究科博士前期課程の行う特定の課題についての研究の成果(以下「研究報告書」という。)の審査及び最終試験に合格することです。
ただし,いずれのタイプでも,特に優れた研究業績を上げた学生については,同課程に1年以上の在学をもって修了することができます。
【学位論文】
1.論旨と内容が独創的であること。内容が従来の研究のまとめや整理である場合にはその方法や視角の設定に新しさがあること。
2.創意を支える論証が確かであること。
3.使用した資料は提出者が収集したものであること。使用した資料が従来のものである場合は,その分析が斬新であること。
【研究報告書】
研究テーマを設定し(業務内容に関連した研究テーマを含む),データ収集・解析・考察を経て研究報告をまとめる。さらに,研究発表会(プレゼンテーション)等を通じ内容を高め,研究報告書として提出する。審査方法は,修士論文と同様とする。
研究報告書の字数は本文10,000 字以内(註,資料,文献目録を除く)を目安とする。ただし,地域公共政策プログラムは本文16,000~40,000 字(資料,文献目録を除く)を目安とする。
博士後期課程
博士後期課程の修了要件は、同課程に3年以上在学し、指導教員の指導により、12 単位( 講義6 単位(所属講座の講義科目のうちから2単位以上を含む。)、演習6単位(指導教員および副指導教員の演習)を修得し、かつ必要な研究指導を受け、当研究科が行う学位(博士)論文の審査および最終試験に合格することです。ただし、特に優れた研究業績を上げた学生については、同課程に1 年以上の在学をもって修了することもできます。