国立大学法人 岡山大学

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修了生・在学生の声&活動
Voices of Graduates and Students & Activity

研究科活動 Activity

海外法政・歴史文化演習プログラム2019(北京、長春)

10日間の海外研修
(北京大学、中国政法大学、清華大学、首都師範大学、中国社会科学院、吉林大学)

岡山大学社会文化科学研究科では、法学部と文学部が初めて共同で2019年8月28日〜9月6日の期間、「海外法政・歴史文化演習」プログラムを北京、長春で実施した。

法学部教授張紅先生と文学部准教授土口史記先生の引率のもと、法学部12名、文学部7名、社会文化科学研究科1名の総勢20名と吉林大学に留学中の岡山大学日本人学生達が参加した。両先生による中国の大学、研究機関との事前調整をはじめ、研修現場における様々な問題を未然に防ぐための気配りを行いながら、10日間に岡山大学との協定校である北京大学、中国政法大学、清華大学、首都師範大学、中国社会科学院、吉林大学の各大学を訪問し、研究発表や討論会を通して、両国の法律、文化等の理解を深めることができた。

吉林大学では、AI時代においてビックデータの応用と個人情報保護法で規制される情報保護の関連について、中国語と日本語で講義の後、日中双方の参加者達による討論が行われた。中国政法大学では、日中両国での留学生経験について意見が交換、北京大学でも、若者が目指す将来の方向性について活発な討論が行われた。さらに、中国国家博物館を訪問し、中国の古代から近代に至る文化的収蔵物や展示品から学術研究成果に触れることができた。

本研修に参加した法学部3回生高木悠さんは、海外に行くのは初めてで、毎日が新鮮な出来事の連続であり、特に日本よりはるかに普及していたQRコード電子決済や交通事情、物価など様々な点で異文化というものが、強烈に印象に残ったと述べた。

法学部3回生近藤結花さんは、中国の電子決済の普及率が日本より圧倒的に高い理由は、利便性を重視する中国人の特性が関連しており、一方、日本では様々な電子マネーの登場が、個人情報流出の危険性で利用者を困惑させていることもあり、中国のように統一し、かつ安全なシステム作りが必要と感じられた。

法学部3回生塩津有里さんは、中国は、人口が非常に多く、そのために競争も激しく、学業や就職等について非常に熱心であると感じた。また、研修前には、日中両国の異文化でお互いの環境に慣れることは難しいと思ったが、10日間中国で過ごしてみて、生活面でストレスを感じることはほぼなかった。以前と抱いていた印象とは大きく異なる点だと感じられた。

文学部3回生高野かずみさんは、小学生の時から中国の哪吒が好きだった。研修中、中国で大ヒットしていた『哪吒之魔童降世』を映画館で観て、こましゃくれた哪吒ちゃんの舐め切った態度がこの上なく可愛いく、敖丙と友達になれた時の純粋な笑顔に心を射抜かれた。現代中国におけるサブカルチャー芽吹きと成長がうかがえ、「中国産はパクリの低品質」という評価はもはや過去のものと感じられた。

文学部土口史記先生「短期間の研修であったが、若いうちに中国の人や文化に直接触れることには非常に大きな価値があり、今回の研修を通じて、少しでも視野が広がり、それまでの自分のことや、あるいは母国のことを相対化して見る眼が養われたならば、それは何よりの収穫と言える。」

法学部張紅先生「中国を案内することがとても楽しく、参加者の皆様に感謝の気持ちで一杯であり、今後も引き続き様々な異文化に触れながら、国際的な視野を広げることの大切さを理解して、成長を続けてほしいと期待をしています。」

 

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