国立大学法人 岡山大学

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修了生・在学生の声
Voices of Graduates and Students

修了生 Graduates

他業界からの院生とともに切磋琢磨

大森 康弘さん
Mr. OHMORI, Takahiro

社会文化科学研究科 組織経営専攻

2018年3月修了

衰退期の製品が再生製品になる要件について ―雄町清酒の再生の考察―

1.岡山大学MBAとの出会いについて
私が岡山大学MBAに入ろうと思ったきっかけは、仕事での悩みからでした。私の主な仕事は農協組織で畜産に関わる部門です。この畜産業ですが、平成22年から始まった飼料価格の高騰で、たくさんの畜産生産者の方々が事業を撤退せざる得ない状況になりました。なぜこのような事態になったのかをいろいろな書物を紐解き自分なりに考えてみましたが、的を射た答えがなかなか見つかりません。そのときにたまたま岡山大学MBAのことを知ったのでした。

2.学ぶことについて
岡山大学大学院では競争戦略を研究する北教授のゼミに入りました。また通常の授業でも北教授の競争戦略論を取っています。北先生のゼミを志望した理由は、岡山県に競争力のある畜産業を作るためにはどうすれば良いかを研究したかったからです。
大学院に入学して学んだことは、まず“自分の知識の薄さ”でした。私は20年間、営業一筋でした。このなかでいろいろな勉強や経験もしてきたつもりでした。しかし北先生の授業を受けて、自分が経験してきた成功例や失敗例が、実はすでに理論として説明できるということを知りました。残念なのは、もう少し自分が若い内に早く知っていればと思うことです。しかし、「これからでも遅くない」と自分に言い聞かせ、日々勉強をしております。勉強していつかは岡山の畜産業に貢献したいという夢を持っています。

3.岡山大学の良いところ
岡山大学では経済学・経営学・会計学だけではありません。文系学部も幅広くあれば、理系の学部も幅広く充実しています。私は農協組織に勤めているので、経済学系の先生のみならず農学部の研究室にもお伺いしています。また、図書館の経営学と農学の蔵書の多さに助かっています。時間があれば、片っ端から経営学と農学関係の本を開いています。私はいい年をしたおじさんなので、図書館に若い人が多くて少し気兼ねをするときは、本を借りて研究室へ持ち帰り、ずっと読んでいます。基本的に平日は仕事が終わり次第、授業へ行きますが、授業の後は研究室(MBAの院生には研究室が与えられています!)で深夜まで本を読んでいることが多いです。そして土日の休日は朝からずっと研究室に籠もります。一見大変そうですが、青春時代の受験へと追い込まれる勉強とは違い、中年になってからの勉強は大変楽しいものです。至福の時を過ごしております。あと東京や大阪のような都会では無く、地元岡山でアカデミックな学問を先生に生の授業で教えてもらうことができるのも岡山県人の私としては魅力です。

4.勉強仲間との出会い
岡山大学MBAでは、普段なかなか関わることのない業界の方との出会いも魅力です。アパレル業界、銀行業界、医療関係、公務員や企業の経営者の方など幅広い業界の方々が学んでいます。これらの方々からの意見や情報が今の自分に刺激を与えてくれています。農業関係の業界は、ある意味で古い体質かも知れません。この業界に別の視点から新しい取組みができるように、他業界の視点も自分の中に取り入れて自分自身を切磋琢磨し、未来の岡山の農畜産業に貢献できるようになりたいと思います。
なお、私は岡山大学ビジネスモデル研究会にも属しております。毎月一回、週末に講師をお招きし、MBAのOBOG、現役生などの参加者が事前に頂いた経営の課題を議論し、研究しています。これが今の自分にとても刺激になっています。もし、MBAにご興味がある方がいらっしゃれば、ぜひフェイスブックで『岡山大学ビジネススクール(MBA)を語るcafe』を覗いてみてください。そして、ぜひ一度ご参加して頂ければ幸いです。

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