国立大学法人 岡山大学

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活動報告

第2回BE-ARCHAEOワークショップ開催

2020/02/20

岡山大学とトリノ大学(イタリア)を代表とする欧州の研究機関・企業との国際共同研究プロジェクト「BE-ARCHAEO(考古学を超えて)」が進んでいます。
岡山大学津島キャンパスにて2020年2月18日、19日、20日の3日間、イタリアから15名、ポルトガから3名の研究チームを迎えて、2回目のワークショップを開催しました。本センターとの連携協定を通してBE-ARCHAEOプロジェクトに参画している島根県古代文化センター、島根県立古代出雲歴史博物館からの参加者も含め、これまでのプロジェクトの成果を共有し、今後の進め方について議論しました。

鳶尾塚古墳の土壌サンプルを分析したトリノ大学の生物学者サミュエル・ヴォイロン氏は、含まれる微生物の種類から、古墳築造のための土砂の移動や、石室内の有機質物質の分解状況など、新しい視点と方法について発表しました。

弥生・古墳時代のガラス玉研究を専門とする大賀克彦氏(国立大学法人奈良女子大学)にもご講演いただき、プロジェクトで進めている岡山県、島根県出土ガラス玉の分析状況を踏まえて活発な議論を行うことができました。
BE-ARCHAEOプロジェクトの成果は、2022年秋に島根県立古代出雲歴史博物館で開催予定の出雲・吉備地域の弥生時代、古墳時代に関する特別展と合わせて展示し、広く一般に公開する予定です。
今回の岡山滞在中、プロジェクトの広報担当グループは古代出雲歴史博物館を訪問し、島根県職員の方々と展示会場の視察・打合せを行い、構想を練りました。

視察後は博物館の敷地に接する出雲大社を案内していただき、鳥居から入り、手水舎、参拝作法を実践しました。
神有月に神が鎮まる東西十九社や、古代には3本の大木を鉄輪でまとめ高さ48mもあったというご本殿の宇豆柱の出土地点の印を実際に見て、その大きさに感銘を受けました。

古代ロマン溢れる出雲での展示後は、イタリアのトリノ東洋美術館にてさらに縄文時代を加えた展示も予定されています。どうぞご期待ください。

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